ビジネスライティング
ビジネスライティング、ロジカルライティングとテクニカルライティングの違いは?
東京外国語センターの英文ライティングプログラムにはテクニカルライティング、ビジネスライティング、ロジカルライティングがあります。テクニカルライティングは日本テクニカルコミュニケーション協会(JATEC)提携の研修プログラムで、技術文書を中心とした実務文書全般の効果的な作成法を習得します。ビジネスライティングではEメールやファックス、レターなど通信文に特化した文書作成法を身につけます。 また、ロジカルライティングは企画提案書、報告書(レポート)、会議議事録など主に企画・営業・管理部門等で必要とされる実務英文書の作成法を学習します、名称は異なりますが、いずれも読み手が理解しやすい論理的な文章構成で書くことは共通しています。
COURSES
時間をかけずに効果的な英文Eメールが作成できる!
Eメールがレターやファックスに代わって通信手段の中心となり、瞬時の対応が必要となってきました。
TCLCのビジネスライティング研修では、この時代の要請を受け、"時間をかけずに”、"読み手にわかりやすい”効果的な英文書を作成するコツを伝授いたします。また、テクニカルライティングの論理構成法を取り入れていることも特徴です。
企業内セミナー
本セミナーでは、簡潔・明解で、不快感、誤解を与えずに、相手に即 行動を起こさせる効果的な英文書作成のポイントが習得できます。 わかりやすい講義とケーススタディ、豊富な演習で実践力を鍛えます。
初級コース
標準的な 研修形態 |
対象 | 内容 | 目標(成果) |
2日間 10:00~17:00 |
TOEIC®500点程度未満の英語力で、英文通信文作成の経験があまりない方 | 英文ライティングの基本事項/件名の書き方/情報の選択・配列/内容構成/パラグラフの書き方/丁寧さのレベル/カジュアルとフォーマル/フォーマット・目的別文書の作成練習問い合わせ/依頼/回答/注文/督促/謝罪など |
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中級コース
標準的な 研修形態 |
対象 | 内容 | 目標(成果) |
2日間 10:00~17:00 |
TOEIC®500点程度以上で、効果的な英文書作成にまだ自信のもてない方 | 成功する英文書の構成法/書くべき情報と書かない情報/書くべき情報の順序/パラグラフの構成法/英文書の形式/和文英訳の落とし穴/日本人に共通する問題点と解決法/ケーススタディ/総合実践演習など |
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公開セミナー
― 効果的な英文ビジネスメール作成法(オンラインセミナー)
英文メール送受信の必要があるが、読み手が理解できる明快なメッセージが作成できない方や1通のメール作成に時間のかかりすぎる方、
内容が正確に伝わっているか自信のない方にお勧めするオンライン公開セミナーです。基礎コース、実践コース(それぞれ1日、6時間)
を開講します。TOEIC® 450点程度の英語力がある方により効果的です。
基礎コース内容(10:00 – 17:00) | 実践コース内容(10:00 – 17:00) |
英文メールの技法 ・成功するメールとは/本文の組み立て方 ・メールの型(件名、挨拶、本文、結び等) ・トーン・表現の抑えるべきツボ ①丁寧さ ②フォーマルさ ③シンプルな表現 ④好感を与える表現 ⑤接続詞のナビゲート他 まとめ・質疑応答 |
目的別の勘所・・・目的別にメールのコツを押さえる 事例演習(成功するメール、失敗するメール) ①依頼(個人への依頼、複数への依頼、督促など) ②通知(お知らせ、問合わせ、承諾、会議議事録) ③その他の目的別メール(感謝、謝罪、断り、提案、クレーム他) まとめ・質疑応答 |
通信教育講座
ビジネスライティングのための英文法
どんなに効果的な構成法を学習しても、自分の意思を相手に伝えることができる英文が書けなければ意味がありません。この添削コースでは、ビジネスライティングによく使われる英文をとおして、基礎文法力を確実に身につけることができ、同時に、すぐに業務で使える多数の定型表現を習得できます。添削指導は週1回、全12回です。
ポイント学習英文ビジネスライティング
効果的な構成法をはじめビジネス文書作成の重要ポイントを10のポイントに絞り、効率的に学習できます。添削問題は記述式が中心なので、より確実に英語力が身につきます。
実務英語ロジカルライティング
論理的な実務英文書作成力でビジネスを成功に導く!通知書、企画書、提案書、報告書、通信文 等の実務英文書はビジネスを成功裏に収めるための重要な役割を果たします。わかりづらい文章や相手に伝わらない文章ではビジネスを失敗させる原因にもなります。「実務英語ロジカルライティング」では、グローバル企業での実務英文書作成経験が豊富な実務家の指導により、ビジネスを成功に導く、相手に的確に伝わる論理的な実務英文書作成技術を身につけます。
企業内セミナー・公開セミナー
本セミナーでは、ロジカルな文書構成から要点を明確にする文章の書き方、最適な語彙の選択などを一つずつ、確実に身につけていきます。
コース概要(セミナーでは日本語を使用します)
標準的な 研修形態 |
対象 | 内容 | 目標(成果) |
1~2日、各6時間 10:00~17:00 |
TOEIC®450点程度以上の英語力で、グローバル企業で英文書作成の機会のある方や今後グローバルに活躍することが期待される若手社員/中堅社員 |
●はじめに ・日本人ライターの幻想と真実 幻想:読み手が一語一句、最後まで読んでくれる 真実:読み手は斜め読み、途中で読むのをやめる ・日本人ライターが失敗する原因 ① 要点を伝えられない ② 正確に伝わる言葉を使っていない ● セミナーの GOAL ・「読まれる」「アクションを促す」文章術を学ぶ ・読み手にとっての Easy to Read を実現する ●成功する文章のための「10の公式」 ・現場ですぐに使える「10の公式」を習得する ・PLAN(設計の段階)と WRITE(書く段階) |
● PLAN(設計の段階) 1.読み手ニーズを捉える 2.キーメッセージから始める 3.ピラミッドで組み立てる 4.ロジックツリーで展開する 5.各パラグラフの主張は一つに絞る ●WRITE(書く段階) 6.一文一義で書く 7.主要語を主語にする 8.曖昧さをゼロにする 9.読み手に優しく表現する 10.ポジティブトーンを使う ● まとめ、質疑応答 |
担当講師
実務経験豊富な日本人講師(TCLC特別講師)
テクニカルライティング